雑貨店、雑貨売場のリサーチ項目一覧
調査の内容、ポイントとヒント
リサーチテーマ | 項目 | ポイントとヒント | |
店舗概要ショップの基礎データ、運営企業の背景。 |
ショップ名、住所 | ネーミングの由来。正確な住所。他エリアの店舗リストも。 | |
TEL、FAX、Eメール、URL | インターネットホームページ(ブログ)では、店頭で収集できない情報が提供されている場合も。 | ||
運営企業 | その店舗運営の背景。運営企業とその概要など。 | ||
営業日、営業時間 | 独自の営業日程、時間の場合も。設定の理由も推測したい。 | ||
お客様関連実際に来店しているお客様に関して。 |
住所(住まい) | どこに住んでいる人々なのか。遠方から来ているのか、近所の人なのか。ロードサイドの駐車場があるショップでは車のナンバープレートなどで確認。また、カップルや友人同士の来店が多い場合は、その会話の方言やイントネーションで推測することも。 | |
ファッションスタイル他 | ファッションスタイルも確認。ジーンズなどのカジュアルなスタイルが多いとか。勤務中のようなスーツなど改まった感じのスタイルなのかなど。できればそのファッションの傾向までわかるとなお良い。 | ||
買い方、客単価 | ファッションスタイルも確認。ジーンズなどのカジュアルなスタイルが多いとか。勤務中のようなスーツなど改まった感じのスタイルなのかなど。できればそのファッションの傾向までわかるとなお良い。 | ||
人数 | リサーチのタイミングで何人の来店者がいたか。何人の買上客がいたか。複数回通いしっかり調べると売上まで推定可能だ。 | ||
店舗デザイン関連ショップの内外装。商品同様に雰囲気、イメージを決定する大切な要素。 |
外装、看板など | 外装のテイスト、看板、ポスターの種類(仕様)や数など。 | |
入り口(ファサード他) | 入り口や通行人に一番目に付く外観の工夫を確認。入りやすさや設備にも注目。 | ||
内装、照明 | 床、壁、天井などの仕様と素材。照明もどんなものを使っているか。 | ||
面積 | ある程度正確な面積。歩幅で幅や奥行きの長さを測る。 | ||
レイアウト | 什器と什器の間隔や導線がわかるように簡単な平面図を書いて記録。 | ||
什器、レジ他設備関連 | 什器の種類と数。什器の使い勝手、ストック機能も確認。レジの機能やカウンターの使い方など。 | ||
SPツール関連SPとは、販売促進=セールスプロモーションの略。たくさん売るため、たくさんの人に来店して貰うための活動に使うツール類。 |
POP 、プライスカード値札他 | 店内の商品、什器以外のツール類(主に紙製)。できるだけ図、スケッチで記録。 | |
ショップカード、ラッピングツール | ショップカードは実物を。ラッピングツールもそこで買い物をすることで入手。 | ||
レシート、領収書 | 意外な情報の宝庫。こちらも実物保存。 | ||
ユニホーム、名札 | ショップスタッフのユニフォーム、ドレスコード (服装基準)など。名札の有無と仕様も。 | ||
BGM、香り | 忘れず認識したい。店内の香りまで配慮したショップも最近は多い。 | ||
備品 | 釣り銭受け皿、買い回りかごなどの種類と有無。 | ||
ディスプレイ | どんな商品のディスプレイなのか。目立つところだけでなく、棚の中で商品をどう並べているかまで。 | ||
リサーチテーマ | 項目 | ポイントとヒント | |
商品関連商品を徹底的チェック。単品にも注意すべきだが、各グループ、全体のバランスも要チェック。 |
スタイルテイスト | どんなテイスト、スタイルのものが多いか。及びそのバランス。 | |
機能別構成 | どの場所(部屋)で使うか。どういった用途の商品が多いかなど。 | ||
生産国 | どの国、エリアの商品が多いか。上記テイストスタイルとはわけて考える。 | ||
調達ルート | 商品やパッケージでメーカー名、仕入れ先企業名を確認(可能な範囲で)。 | ||
価格帯 | いくらから〜いくらの商品か。価格帯別のバランス(割合)も。要他のショップとの比較。 | ||
平均価格 | 平均的な価格はどの位か。各商品別に出すとなおよい。 | ||
在庫種類数 | 全部で何種類あるか。ある程度の目算でもよい。 | ||
在庫量 | 同じ商品をどの位の在庫量で持っているか。売り場内でわかる範囲でよい。商品単価と併せて考えると在庫高まで推測可能。 | ||
人員、接客関連スタッフ関連。印象を決定する大切な要素。コストとも密接な関係がある。 |
従業員数 | 所属(契約)の総人数ではなく、リサーチ時に何人の人が働いているか。下記のレベルとあわせて考える。 | |
従業員レベル | どんなレベル、年齢の人が働いているか。業務内容や年齢で推測。例えば、高校生アルバイト風、商談らしき打ち合わせをしている副店長風など。上記に加え募集広告などと併せると人件費まで推測可能。店内組織図も作成可能。 | ||
管理面積 | 売場面積を従業員数で割る。どの程度の人員配置かを考える。 | ||
作業内容 | 上記従業員レベル別の業務内容。 | ||
接客 | 具体的な接客内容。言葉遣いや、表情、動作にも注意(人事教育方針)。 | ||
防犯面 | 防犯設備の有無と種類。また、スタッフによる工夫も。 | ||
店内販促
店内の様々な催事イベントや、販売システム |
イベント、セール | 季節、行事などに関連するイベントや独自企画イベント。割引セールの内容や頻度も調査したい。 | |
会員制度、販売システム | 会員制度の有無とその内容。特別な販売システムがあれば確認したい。 | ||
店外販促
お客様を呼ぶための仕掛け。店舗では調査しきれない場合も多いが、できるだけ調べたい。 |
ホームページ | ホームページの有無と内容。 | |
チラシ、DM、広告 | DMなどはできれば「お客様」として、貰うことも。 | ||
媒体記事掲載 | 調査可能であれば。フリーペーパーやタウン誌などもチェック。
©️MasatoTomimoto はじめる雑貨屋さんより |