マニュアルを欲しがる人、否定する人
小規模な雑貨店のオーナーや幹部の方から、筆者へのお問い合わせで意外と多いのが、「雑貨屋さんならではの接客マニュアル」に関して。「うちの店に合うものがあったら、売ってもらいたい」とか「うちのマニュアルをつくってもらいたい」という要望だ。
マニュアルが必要なことは十分わかっているが、なにやら難しそうだし、時間がないので自分ではつくれない。どこか実績のある店で既に使っている「正解」のマニュアルが欲しい。またはコンサルタントならつくれるだろうとのことでの依頼だ。
店舗を運営していて「マニュアル」が必要と考えている雑貨店は、そのメリットを理解して必要性を感じているということであり、業務効率や人材育成に苦心している熱意ある店舗と言えるだろう。「魚を与えるのではなく、魚の釣り方を教えよ」と言う格言があるが、冒頭のお問い合わせに対して、「ご自身でつくれますので、その方法をお教えします」とお答えしている……つづきはこちら 「マニュアル」後編要パスワード