雑貨・ギフト・ライフスタイル店の危機管理Ⅰ-防災・防犯編-「 雑貨力」より抜粋 2章92ページ

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身近なイメージの店舗(麻雀店や居酒屋、書店など)でのいたましい火災・事故が相次いでいる。

いずれもどこの街にでもある、いつ自分が被害者(客)になっていてもおかしくない店舗。ささやかな楽しみを目的に来店する人が中心であり、その凄惨な被害とのギャップが悲しみを更に際立たせる。

物販店に比較すると、来店客が長い時間利用する(留まる)飲食店やサービス店の災害が目立つが、不特定多数のお客様が利用する店舗施設という点では、雑貨店(ギフト店、ライフスタイル店他)から見ても、決して他人事ではないだろう。

また、ご承知のようにますます巧妙、悪質化している万引き(窃盗)、店頭詐欺等の被害も後を絶たないのが現状だ。筆者の回りでも、万引犯の組織化、悪質化や店頭での巧妙な詐欺などの事例が目立つ。

既にはじまっているであろう、年末年始商戦の忙しさに紛れておざなりになってしまいがちな店頭での防災や防犯対策。忙しい今だからこそ心して取り組むべきだろう。

今回は雑貨を扱う小店舗の防災・防犯をテーマに記してみたい。

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万引防止の心構えと対策

稼いだ利益を一瞬にして失ってしまう万引。商品仕入コストの損失だけでなく、見込んでいた将来の利益までも失ってしまう。その上、発見から後始末までの一連の作業はご承知のように大変後味の悪いものである。

まず、盗られにくい店舗環境を整えること。万引き防止というと「セキュリティゲート」「防犯カメラ」等の防犯システムや設備を思い浮かべる人がほとんどだと思うが、設備の導入を検討する前に、実行点検するべきことがたくさんある(コラム参照)。続きは、雑貨力本書にて

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